東京・虎ノ門ヒルズステーションタワーの上層階に誕生した新たな情報発信拠点 TOKYO NODE。その開館記念企画『蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠』は、累計25万人超が来場し、2024年2月25日に大盛況のまま閉幕した。 写真家·映画監督の蜷川実花がクリエイティブチーム·EiM(エイム)として挑んだこの没入型展覧会は、映像インスタレーション、写真、立体展示など11作品が一堂に会し、過去最大規模となった。
※EiM:写真家・映画監督の蜷川実花と、データサイエンティストの宮⽥裕章、セットデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功らで結成されたクリエイティブチーム。プロジェクトごとに多様なチームを編成しながら活動する。
本作は、蜷川実花、セットデザイナーのENZO、クリエイティブディレクターの桑名功の3名で展覧会場を巡りながら振り返るRoadsteadオリジナルドキュメンタリー。 蜷川実花への単独インタビューはもちろんのこと、制作·設営の様子、展覧会場を舞台に制作された映像作品(「能楽師 鵜澤久氏とのコラボレーション『胡蝶』」他)の一部や、ギャラリスト小山登美夫氏へのインタビューを収録した充実の内容。
蜷川実花[にながわみか] 写真家、映画監督
写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。クリエイティブチーム「EiM(エイム)」の一員としても活動中。 木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。2010年Rizzoli N.Y.から写真集を出版。 『ヘルタースケルター』(2012)、『Diner ダイナー』(2019)はじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020)を監督。 写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。 個展「蜷川実花展 : Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」(TOKYO NODE 2023年12月-2024年2月) にて25万人を動員。 2025年1月11日より、京都市京セラ美術館にて「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」を開催。